HLGとは

 

ハンドランチグライダー(HLG)は、手で投げるグライダーです。滑空中に熱上昇風(サーマル)に乗れば、空高くまで上昇します。次の2つのジャンルがあります。

 

ラジコン(RC)方式    

フリーフライト(FF)方式 

 

 

  1. ラジコン(RC)方式
  2. ラジコンで操作します。大きさは1530mm以内、重さは規定はありませんが180g〜380g程度です。斜め上方に投げ上げることで、10m程度の高さにまで到達します。滞空時間は無風時で30秒から50秒ぐらいで、天気が良ければサーマル(熱上昇風)をつかまえて上空高くまで上げられます。大きなサーマルにのれば見えなくなるぐらい高くまで上げられます。

     フックをつければ、ショックコードというゴム付きの長いひもを使ってパチンコ式に上昇させることもできます。(HLGとは呼べませんが)

     斜面や土手の上昇風を利用すれば、風の吹いている限りずっと浮いていることもできます。これを、スロープソアリングと言います。おすすめスポットは川の土手、夏のスキー場、海風の吹いている海岸です。

     

  3. フリーフライト(FF)方式

 操縦装置はついておらず、投げたあとは風まかせです。バルサ製や紙飛行機から、カーボン繊維も使った凝ったものなど、いろいろなジャンルがあります。上昇気流に乗ると、回収不可能になることがあります。手投げではなく、ゴムでパチンコ式に打ち上げることもできます。高い初期高度をとるには真上に垂直上昇させます。市販されているキットには、バルサキット、紙飛行機キット、本を切り抜いて作る紙飛行機集、スチレンペーパー製キットなどがありますが、比較的簡単に自作もできます。詳しくはリンク集に関連ページを載せましたのでそちらをご覧下さい。

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